身支度もそこそこにホテルから出発。
モン・サン・ミッシェルへは日本のバスツアーを利用した。
個人でも勿論行くことは出来るが移動は楽だし、
何と言っても、日本語で詳しく説明してくれることがイイ。
ガイドさんに当たり外れはあると思う。
が、今回申し込んだ会社、ガイドさんは素晴らしかった。
Mybusという会社の高橋さん。
次回行くことがあったら再度お願いしたいと思う。
安くはない値段だけど、その値段以上のモノが得られると思う。
バスは7時半に出発し途中休憩が1回あり。
このバス以外にも多くの日本人がその他のツアーで参加していた。
途中休憩のサービスエリアは"ほぼ"日本人で埋まり、
さながら海老名や談合坂のようだった。
4時間程のドライブ、約360kmの道のり。
高橋さんの説明、豆知識を堪能し、
ついにバスから、その姿を見る事が出来た。
段々と近づくにつれ夢が現実になるような感覚になる。
その地に降り立つと、人間が作り上げたものとは思えない、
映画やアニメの一部、もしくは奇跡が起きたのではないかと。
そう思えてしまうような美しさと存在感だった。
島内ツアーの始まりはお食事から。
名物のオムレツ(食事料金込み)を食す。
まぁ、味は正直アレだ。味薄いしよくわからん。
名物という事なんで、味はともかくこれでいいんだろう。
ちなみに、お店は日本人ツアー客でいっぱい。
日本人相手にお店が成り立っているといっても過言ではない。
そして、本番のツアー開始。
いつも旅行は個人で行っていたから新鮮。
説明があるのと無いのではこんなにも違うのかと実感した。
理解度が全然違う。サラっと見るということが無い。
今まで日本人ツアー客をバカにしてたとこがあったけど、
見方を変えます。反省します。ゴメンナサイ。
モン・サン・ミッシェルは外観はよく見るけど、
中の様子は今まで一度も目にしたことが無かった。
ツアーは山登りに近い感覚でひたすら登る、登る。
ミサが終わり、修道院から降りてきた修道士さんを見掛ける。
いくらか登り切ったところで、見晴らしのいい修道院入口に到着。
残念ながら、僕が行った時期は大潮の時ではなかったので、
海に囲まれた様子を見ることは出来なかった。
それでも十分過ぎる程の絶景です。
修道院の中はゴシック様式とロマネスク様式が混在している。
昔、教会に雷が落ちて、修復した部分がゴシック様式になっている。
ただ、この時代には食堂という概念はなかったそうだ。
ステンドグラスには帆立の図柄がある。
その他にも様子が伝わるだけ写真でご紹介。
ツアーの案内は1時間半ぐらいで終了。
中身は内容濃く、あっという間に終わった。
その後は30分ぐらい自由時間。
トイレ行ったり(トイレは有料0.4€)、お土産買ったり。
バスに戻り、パリへと帰る。
帰りの車内はぐっすり眠った。
今回のツアーは日帰りプランだったので、
夜のモン・サン・ミッシェルは見ることが出来なかった。
今度は大潮の時期に泊まりで来たいな。
バスでパリ市内走行中、夜景のエッフェル塔を拝んだり、
ダイアナ元妃が事故で亡くなった場所も通過した。
事故現場はどこにでもある普通のトンネルで、
とても死亡事故が起きるような場所ではなかったと思う。
そんな所も見てきたんだということです。
夕飯は地球の歩き方に載っている台湾料理を食べた。
さすが台湾。中華料理とは違うね。たぶん。
昼飯があんな感じだったので大満足でした。
その後ライトアップされるエッフェル塔を見に移動。
毎時ゼロ分にキラキラ光る姿を見るべく時間を調整した。
公園内から塔を望む、その周りにはお酒を片手にワイワイと
大勢の人たちが楽しそうに飲んでいた。
時間もいい頃合いになったところで、キラキラ点灯。
宝石のような美しさで、見る者を魅了する。
是非これは東京タワーもやってもらいたい。
そんな感じで2日目終了。
とりあえず、モン・サン・ミッシェルはおすすめ。
個人ではなくツアーがおすすめ。
旅行会社の中の人じゃないけど、ツアーがおすすめ。
フランスに行くなら是非行って見て下さい。
島内は日本人だらけだから余計な心配はいらないと思う。
ただ、日本語は全然通用しないけどね。
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